極初期型への誘い

これでもかと言わんばかりにパーツがぎっしり。しかもこれ新造されたパーツは無く、既存のパンターやW号戦車のパーツをただ寄せ集めただけなんですよね。
まあ、確かにパンターの車体にW号の砲塔を乗っけただけの安直な車両なんですけれどw

さて、今回も当然中身を入れて行こうと思いますが、車体はパンターD型のチョイ前のキットなので、当然中身が表現されていません。
今のG型と比べても如何にも昔のキットだなぁという状態。
でもこれよりもさらに前のキットだとモールド甘々だから、それに比べたらこの時代の頃からキットもマシになってきたのかなぁと思ってみたり。

歪まない為の支えは邪魔!ならば取ってしまおうという事で、加工します。
加工にはハセガワのエッチングソーを使用。
加工した右のパーツとスマートキットのG型を比較。
トーションバーのパーツが不要パーツとしてキットに含まれているので、捨てるのは勿体ないから流用して行こうと思います。というか好都合。
戦車回収車はトラベルクランプが無いので基部ごと取り去り、エポキシパテでモールドを直しておきます。
車体前部のピストルポートカバーは極初期型のみこのようなモールドが入っているのでエポキシパテで再現。
極初期型の冷気排出グリルはキットの物とは形状が違い非対称で、一回り小さく肉厚鋳造です。
TIGER MODEL DESIGNS No.16309がまさにうってつけのキット。