車体の工作

今回も懲りずに内部工作を行うつもりで既に作業は進められていたのであった!
とはいえ、エンジン部分以外は切り離す手間がかかり過ぎるので、写真のようにエンジンの所だけ切り離した。
今回のベルゲパンターはW号のターレットが乗る為、車体上部に加工が必要である。ターレットリングの周囲を守る跳弾板を削り取り、上面をフラットにならす。
次いでキットに入っているエッチングパーツを張りつけるのだが、あたりをつけるモノがほとんどない為、鉛筆で張りつけ位置をちゃんと線引きした後に瞬間接着剤(刷毛で塗るタイプ)を用いて手早くキットに貼り付けます。ここで歪んだら目も当てられないので、慎重かつ迅速に一発勝負が要求されます。
後はそれほど難しい工作は無く、キットに付属のエッチングパーツで予備キャタピララックをハンダを用いて製作、瞬間接着剤で車体に貼り付けたらフリウルのキャタピラを本物同様の取り付けをします。なのでキャタピラには瞬間接着剤は使用していません。
前回のパンターUの時に使えなかったアベールの後部雑具箱がここで再登場。ちゃんと開閉式を再現。ハンダでの接着なので多少の無茶もへっちゃら!
OVMはキットの物がモールドもきっちり出来ているのでそのまま殆ど加工の必要も無く取り付けフックのパーツを一部使用する程度で十分見栄えのある仕上がりになりました。
初期のパンターDの特徴の一つはボッシュライトを左右に取り付ける事。実写も両方に取り付けているので、キットの説明書に騙されないように再現してください。
ジャッキの取り付け方は初期と後期では違うので、向きに注意してください。
ここもキットのエッチングをハンダと真鍮でしっかり作り込んでいるので簡単には外れません。ただ接着面積が狭いので瞬着を使う人は最後の方で取り付けた方がいいかもしれませんね。作業中ついうっかりジャッキに指をかけて何度ひんまげてしまった事か・・・取れなくてよかった、、、orz