ハッチ!ハッチ!ハッチ!

後期型に特徴の2組の取っ手付き操縦手及び無線手用ハッチ。
位置はクビンカの車両のハッチを真上から撮ったものを参考にしたが、もう1oほどずらしてもよかったかも。
ハッチのモールドは鮮明な物が手元になかったためそのままにしています。
クビンカの鮮明な写真集って無いものなのでしょうか・・・
さてこれは何物かというと、後部ハッチのストッパーである。
これもアベールがパーツ化しているので、これを利用して完全稼働を目指します。
まず、軸は0.5mm真鍮線を用い、半田付けします。
軸をまっすぐにするために軸の間隔にまっすぐに2個穴をあけた台(熱で溶けない物を利用)に真鍮線を挿し、パーツを順番通りはめて、最後に真鍮をパーツに浸み込ませるように接着します。
出来上がったら、余分な部分を切り取ります。
このときボルトの頭が出ている表現をするため少し残して切り取り、やすりで平らに仕上げます。
反対側はキットのパーツに差し込んで固定出来るよう、適度に残して切り取ります。
キットの元々の位置に合わせつつパーツを接着。
ハッチのロックアームの穴はこのまま流用には大きいのでランナーで穴埋めした後、穴をあけなおします。
さて、ロックの中心の支柱部分は真鍮線とエッチングパーツのランナーを用いて自作します。
真鍮板を適度な大きさに切り、中心に穴をあけ、真鍮線を半田で溶接します。
モータツールのビットにパーツを挟み高速回転で真鍮も削れるヤスリを用いて成型します。
パーツをはめて動作確認。
これはロック状態。
これがロック解除状態。
あとはこのままでは回転しすぎてパーツが外れてしまうので、位置を確認しつつストッパーを付けます。
取っ手を取り付けて完成。
中心軸右横にあるのが回転防止で付けたストッパー。
実車もこの位置にこのようなでっぱりがあります。
しかし、どう見てもこれではロックできないと思ったのは私だけでしょうか?
飛び出す部分が小さすぎだと思うんですが・・・

事後報告:
ロック部分の飛び出しはこの程度で十分であった。
戦闘室内側装甲板上下にちょうどこのロックがかかる部分だけ切り欠きがあり、そこに引っ掛かるようになっている。