初めてのチッピングッ!(どうせ中身なんか見えないのに・・・・)
まず車体の接着部分にサーフェーサーや塗料がつくと接着力が落ちるため、接着面をマスキングすることから始めます。 | |
戦闘室内の色は諸説いろいろ有る為、今回はボービントン博物館のティーガーTに見習った色に近いような配色を狙ってこの2色を1:1で混ぜた物にて着色。 | |
下地にタイヤブラックを要所要所に吹き付けてから先の調合した色にて着色。 | |
かなり下地の色が強く出てしまい、思ったほど色が出なかった。 このあとウォッシングと墨入れなのでさらに明度が下がりそう・・・ |
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で、チッピングまで行った状態。 まあ、これはこれで味のある色に仕上がったかな?? 実は今回のチッピングには筆をほとんど使用しておりません。 初めてなのにいろいろと挑戦してみたのですが、この方法が意外にも剥げ方にムラが出ていい感じになりました。 |
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剥げ易いのは砲尾や座席周辺などであろうから、人の動きに関係の無い部分にはほとんどチッピングは施しませんでした。 チッピングにはジャーマングレーを用いました。 |
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駆逐車両は通常の戦車よりも防水加工がいまいちで、雨の時は戦闘室に水が入らないようカバーが掛けられているという事を聞いたことがあるので、意外と中は錆等が普通の戦車よりもあるのではないかと思い、今回戦闘室の床面には錆色での墨入れを行った。 ちょっと汚しすぎたかも・・・・ |
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オレンジ:フラットブラウン:フラットレッド:フラットベース=10:3:5:少々という大体大まかに、それでいてオレンジ色が主張出来る配合にて錆色のウォッシング用カラーを用意。 戦闘室内やエンジンをこれでウォッシング、墨入れしました。 |
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Sdkfz162で先に練習した錆色で、単色では色味が濃すぎたので、今回ライトラストとスタンダードラストを1:1で試してみました。 |
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エンジンの回りをマスキングして、本体は黒鉄色にて着色とします。はじめにタイヤブラックで塗ってみたんですが、いまいちな色味だったので塗り直しとなりました。 | |
で、マイバッハエンジンを塗リ終わった状態。 エンジンもマフラー同様、熱がかかるところは錆び易いようで、ボービントンのティーガーTの可動エンジンの写真を参考に、まず全体を黒鉄色で着色後、ピグメントにて錆び易い部分を塗った後にアクリル溶剤をしみこませた綿棒でピグメントで着色した部分を擦り、下地が見える程度にぬぐい取り、クロムシルバーでドライブラシ、錆色の墨入れ、サンド色で軽くドライブラシで大体こんな感じに仕上がりました。 |
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しかし思ったこと。 本体に接着する前に着色を済ませておけばよかったと・・・・ |